【ミャンマーの医学生へのインタビュー】

インタビュアー>>

 名前:河原崎温奈

 学校名:大阪医科大学 

インタビュイー>>

 学部: 医学部二年生

 学校名: University of Medicine1


・どんな人たちが医者になるのですか?

 ミャンマーは小学生5年間、中学生4年間、高校生2年間で医学部に入れるかどうかは

 11年間の成績で決まり、成績がトップの人たちが医者になることができます。

 

・医学部は何年間あるのですか?

 17歳から24歳の7年間です。

 1年生--化学・物理学・数学・植物学・動物学・ミャンマー語・英語

 2年生--生化学・生理学・解剖学

 3〜6年生--臨床科目と病院実習

 7年生--研修医

 となっており、7年生終了時に医師免許が貰えます。

 

・クラス構成は?

 250人のクラスが2クラスあるので1学年は500人です。

 そして250人のうち男子が100人、女子が150人となっています。

 

・1日のスケジュールは?

 8:30-10:00、10:00-11:30、11:30-12:30(昼休み)、12:30-14:30、14:30-16:30

 放課後は時々、家庭教師や塾に行って、さらに勉強をします。

 

・医学は英語で学ぶのですか?

 ミャンマー語で説明されますが、教科書は英語で書かれており、試験も英語で行います。

 

・部活はありますか?

 ありません。

 

・楽しいことは何ですか?

 Facebookを見たり、友達と話すこと。時々、友達と週末に映画を見に行きます。

 キリスト教なので日曜日の教会で歌を歌うことも楽しいです。

 友達の中には、医者は体力がいるため、ジムに行く人もいます。

 (学校で忙しいから頻繁には行けませんが)

 

・どうして医者になろうと思ったのですか?

 民族が8種類あり、私はチン族。私の故郷には医者が少ないので、医者に診てもらうために、バスで乗り換え時間などを含めて1日かかります。病気の人が長時間かけて、通うことは可哀想だと思い、自分が医者になろうと思いました。

 

・医者になって、どんなことがしたいですか?

 自分の故郷でクリニックを開業して、村の人たちが遠くまで通わなくて済むようにしたい。また、貧しくて薬が買えない人たちには自分のお金で買って治療してあげたいです。

 

・医学生の間にやりたいことはありますか?

 今は大学が忙しくて、時間がないからできませんが、家の隣のクリニックを手伝って、学校で学んだことを練習したいです。故郷の村に帰ると医者はいないので、今のうちに多くのことを習得したいと思っています。

 

・日本の学生のイメージは?

 手術のシュミレーションをする装置などが揃ってそうなので技術がありそう。

 ミャンマーにはあまりないので先生が行うのを見て勉強したいです。

 

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*インタビューを終えて*

インタビューしながら受けた彼女の印象は、「勉強熱心」だということ。時間があれば、勉強して、将来の患者さんのために自分のスキルをあげたいという思いが彼女の中では大きいようだった。

日本では、マネキンなどを使ったシュミレーションや解剖の実習など学習する環境が整っているということがミャンマーの医学生と話すことで初めてしっかりと実感された。同時にそのような環境を十分に使えていない自分に恥ずかしさを感じた。日本での学習環境を無駄にせず、勉強していきたい。

そして、彼女の強みは「本当にやりたいこと」が決まっていることだ。彼女は「医者になり、自分の村の人たちの健康を守っていくこと」を彼女の軸にしていると感じた。

「医学生は何科にいけばいいか」や、「どの研修病院にいけばいいか」など目先のことに悩むことが多い気がするが、自分の中に一つ軸を作れば、それに照らし合わせて選択していけばいいと思った。まず、「自分が本当にやりたいこと」や「自分にとって何が幸せか」について考えようと思う。

このインタビューを読んでいただいた皆さんにも、ぜひ海外の学生と交流したり、違う考え方を持つ人たちと接してみてほしい。自分の中に違う視点が生まれると思う。

 

大阪医科大学 河原崎温奈

国際協力学生団体 HEART's

認定NPO法人ジャパンハートの下部組織に当たる "学生組織 HEART's" あなたの背中を押す存在でありたい ーさぁ、私たちと新たな "一歩" を踏み出しましょう!

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