ミャンマー学生研修 体験記 〜山方俊弘さん〜

帰国報告書
                        鳥取大学医学部医学科4年 山方俊弘
まず、ミャンマーのイメージは、軍事政権下であったため、国民が劣悪な環境に住んでおられ、厳しい環境におられるのではと思っていました。それは少し当たっていました。循環器、脳神経系の手術(カテーテルも)はミャンマー国内では、ほぼできません。そのため、一般の方がそういった病名を告げられる=死亡宣告ということになるそうです。
ワチェ病院におられた日本人の心臓外科医の先生は、外来で来られてもなにもできず、少しの延命をするためにただ、紹介書を書くしかできなかったと嘆いておられました。これらの病気を「発見はできます」が、「治療はできません」。この患者さんにとってはどうであれば幸せなのでしょうか?癌の告知に似ています。知ることがいいのか、知らないことがいいのか。答えは自分のなかでは、知ることだと思いました。これが正しいかは分かりませんが、感謝の言葉を残し、家族とともに帰っていく姿は少し日本と異なる気がしました。
ミャンマーのこの病院では、外来でも病棟でも、患者さんには必ず家族が側にいました。言葉は通じにくいし、指差し会話の本を見ながらのコミュニケーションではありましたが、患者さん方は皆、ジャパンハートの看護師さん、医師を信頼していました。それは、ジャパンハートのスタッフが、すべてを告げた上で、ミャンマー人の文化、考えを尊重して、全力で看護、治療しているからでした。最後には、皆が「チェーズティンバーレー(ありがとう)」と手を合わせて帰られます。完璧な治療を施しているわけではありません。再発もします。でも、お金の支援よりもこういった人の支援がお互いにとってもいいものだと思います。お金の数字よりも現地に行き、共にその国をよくしていこうとする人の数が大切です。そう思いました。
今回の研修では、多くの出会いがありました。他の5人の素晴らしい研修の仲間達、日本人とミャンマー人ドクター、日本人看護師、ミャンマー人の方々、そして多くの国籍不明の方々とも出会いました。全てが宝物です。
「やりたいことは考えこむ前に全部やれ、考える時間がもったいない」ジャパンハートの代表である吉岡先生のお言葉です。自分もそう思います。本当に充実した9日間でした。
文章力が低いので、上手く伝えられないかもしれませんが、これを見た方が、東南アジアについて知り、こういった活動を見に行ったり、海外の方に興味を少しでも持っていただけたら幸いです。

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