ミャンマー学生医療研修 2014年12月 〜鈴木はるかさん〜

感想文                   群馬大学 医学部保健学科看護学専攻 三年 鈴木はるか いつかは途上国で働きたい。私は大学に入学してから、海外に旅することに魅了された。日本から飛び出して自分の知らない世界に踏み込み、五感を使ってその世界にどっぷり浸かる。そうすると、世界はどうしてこんなに広いのだろう、そしてなんて自分はちっぽけなんだろう、と不思議な気持ちになる。この感覚が好きだから、私は旅が大好きである。 けれども、国際医療や国際協力として実際に途上国に行って見るには、これまで覚悟がなく、また自分の心がどう揺れ動くのか自信がなかった。大学三年になり機会を頂いて、ようやく大きな一歩を踏み出すことができた。そして今、確信を持って言える。このミャンマー研修で実際に見て肌で感じたことは、私にとって宝物であり、自分が信じる道へと突き進んでいく勇気と覚悟をくれたということ。 私が最も心を動かされたのはDreamTrainでの子供達との出会いだと思う。私達が訪れると、子供達は元気よく走り回り、あちらこちらで笑い声があり、両腕にぴったりくっ付いたりする。多くの子が両親を失ったり、貧しかったりと悲しい背景を持っているのに、どうしてだろう、子供達の笑顔には今を一生懸命生きている輝きと未来への希望とで満ち溢れていて、私自身が沢山の元気をもらってしまった。たとえどんなに不遇な状況であったとしても、彼らにとって両親は世界でたった一人しかいないと思う。だから、目の前のとびきり元気な笑顔の裏にも、きっと幼くして経験してきた沢山の辛い思いがあるのだろう、そう感じられた時には自然と涙が頬を落ち、そして、両親に代わるくらいの沢山の愛情を彼らに注ぎたいと強く思った。ミャンマーの人達は本当に優しくて温かい。外国から来た私たちを歓迎してくれ、子供達からは「ありがとう」と日本語での言葉をもらった。ぎゅーっと胸の奥が締め付けられた、あの時の思いを私は絶対に忘れることはないと思う。 そしてもう一つ。2年間の思いを経て吉岡先生と対談できたことは忘れられない思い出である。先生の語りからは先生の信念やどんな人生を歩んでこられたのか垣間見ることができ、著書の読破だけでは得られない生きた言葉として心に染み渡ってきた。時間を忘れて、先生を囲み各々が熱く自分の思いを語り合う、今振り返っても本当に貴重で素晴らしい時間だったと感じられる。一緒に語り合い、研修での衣食住を共にした5人の研修生との出会いも大切な宝物であり、いつかまたどこかで、今度はお互い専門職として恊働出来たらいいなと思う。 心突き動かされた今回の経験はしっかり言葉にして振り返り、多くの人に発信していきたい。ミャンマーが素敵な国だと知ってもらい、少しでも私の経験が他者のために活かされたらいいなと思っている。第二の故郷と思えるほど大好きになったミャンマーにまた訪れる日が来ることを願い、日本でこれからもしっかり学業に打ち込み、日々精進していきたいと思う。 最後になりましたが、このような素晴らしい研修を計画・調整・受け入れしてくださったジャパンハートの方々に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 

国際協力学生団体 HEART's

認定NPO法人ジャパンハートの下部組織に当たる "学生組織 HEART's" あなたの背中を押す存在でありたい ーさぁ、私たちと新たな "一歩" を踏み出しましょう!

0コメント

  • 1000 / 1000