ミャンマー学生医療研修 2015年2月 〜加藤結子さん〜

2月ミャンマー学生国際医療研修(2/24~3/1)参加を通して                      浜松医科大学 医学部医学科4年 加藤 結子 国際保健の現場に医師として関わりたい、そんな思いを抱き医学部に編入学して早2年が経ち、具体的に何かしなければと思っていた折にジャパンハートに出会いました。学生の身分でも途上国の病院で実習ができるチャンスがあることを知り、この度ミャンマーでの学生研修に参加させていただきました。 実際の医療現場に身を投じて感じたことは何物にも代え難い貴重な体験となりました。自分自身の考えを見つめ直し再構築する絶好の契機になったと感じています。 今回の研修での大きな学びの柱は、①途上国での医療貢献の実際を知り経験すること、②吉岡先生の視点や展望・マネージメントに対するお考えをお聞きすることでした。加えて時同じくして熱い思いを抱きこの学生研修に参加した仲間との出会いは何よりも大きな収穫となりました。 短期間の研修ではありましたが、心を強く揺さぶられるような人と人とのふれ合いがたくさんありました。医療において高度な設備や技術はもちろん重要であるけれど、それ以前に患者さんとの心のつながりが何より大切な物であると再確認しました。ワッチェ病院での会話帳を使った拙い言葉のやりとりの中でも絆が生まれることを実感しました。とても嬉しかったです。私が医師として目指していたのは医療の提供と共にこの心のつながりを大切にしたいということだったのだと再認識するとともに、この気持ちを忘れないようにしたいと強く思いました。また本当の患者さん相手にバイタルチェックや聴診、手術のお手伝いをするのは人生で初めての経験だったので、忘れられない思い出となりました。 また、途上国での医療支援の先駆者である吉岡先生とのお茶会でのお話は非常に有意義なものでした(余談ですが、病院裏の食堂でいただいたミルクティーは非常に美味しかったです)。熱い気持ちを持って臨むことは最も重要ですが、それだけでは継続的な医療支援を行うことは不可能です。吉岡先生不在の状況であっても病院の運営が維持されること、看護師をはじめとする医療スタッフが一定数補充されるシステムの構築など、途上国医療におけるマネージメントの側面について多く学ばせてもらったと感じています。冷静な視線と現在より一歩先をいくヴィジョンを描けるかが重要な鍵であると感じました。それは先生のお言葉によると『人より少し変態であること』だそうです。私も今の空気を読み取るセンスを持ち合わせた変態になれるでしょうか。   先生との質疑応答の中で『自分が最も発信力を持てる、影響力が発揮される』場所に就くこと、それがどこなのかは『自分で確かめるしかない』というお話がありました。加えて、『今日が行動できる最も早い1日で』あり、まず行動することだともおっしゃられていました。 私にとっての適所がどこであるかは未だもってわかりません。それゆえどこに向かえばいいのか、何をすべきなのか悩むことも多々あります。間違っていたらどうしよう、などと立ち止まることもしばしばですが、恐れる気持ちを超えてまずはほんの少し行動してみようと思いました。思えばこのミャンマー学生国際医療研修に参加したのもほんのちょっと踏み出すことができた結果でした。今回の研修で貴重な経験をさせていただけたことに大変感謝しています。ここで得ることのできた何かを、いつの日か医師としての活動で恩返しできればと思っています。ありがとうございました。 

国際協力学生団体 HEART's

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