ミャンマー学生医療研修 2014年12月 〜中西靖佳さん〜

スタディーツアーを終えて                      和歌山県立医科大学5回生  中西 靖佳 今回私がスタディーツアーに参加しようと思ったのは、将来発展途上国で医療行為を行いたいと思っているからです。その第一歩として、学生のうちに実際の現場を見ておこうと思い参加させていただきました。 ワチェ病院に着き、初めて病院の中を見た印象は、思ったよりも整然としていてちゃんと病院らしい、ということでした。初日の院内見学の際に、「成分は全く違うのに、色の似たような薬の箱を並べて置いてしまっていたので、離して置くように日本人がきっちり指導しています」というお話を伺いました。このように、薬の棚だけでなく院内のいろんなところでも日本人が介入することで、日本の病院に少しでも近づくようにできているんだなと思いました。 研修中は手術ミッション中だったので、ほとんどオペ室で手術の見学をしていました。学びたかった内容は、どのような疾患が多いのか、清潔・不潔の扱いをどのようにしているのか、どの程度までの手術器具・装置がそろっているのか、使用済みの器具の滅菌はどのようにしているのか、でした。 まず疾患については、日本とは違い偏りがありました。ヘルニア、口唇裂、脂肪腫、甲状腺腫、陰嚢水腫が特に多かったです。日本との生活環境の違いが大きく関係しているのかなと思いました。 次に清潔・不潔については日本でのオペ時と変わらずきっちりされていて、また物品が十分でないので繰り返し使用できるガウンを使用し、オイフも洗濯・滅菌し繰り返し使用していました。手術器具・装置は、思ったよりもそろっていてびっくりしました。麻酔器も大学で使用しているようなものがあり、全身麻酔のオペもできていて驚きました。 使用済みの器具に関しては、院内にオートクレーブが設置されており、しっかり滅菌されていました。使っているところを見るのは初めてだったので、貴重な体験ができました。 そして、担当の看護師さんが自分でしっかり考えておられて驚きました。ワチェ病院には高度な医療機器はもちろんありませんが、だからこそしっかりと患者さんの話を聞き、症状や傷をみて判断するという医療のあるべき姿を見られた気がしました。 最後になりましたが、今回の研修にあたりお世話になった吉岡先生、JAPAN HEARTスタッフの方々、ワチェ病院の医師・看護師の方々、そしてHEART‘sの方々、本当にありがとうございました。次は医師として、ワチェ病院で活躍できたらな、と思います。 

国際協力学生団体 HEART's

認定NPO法人ジャパンハートの下部組織に当たる "学生組織 HEART's" あなたの背中を押す存在でありたい ーさぁ、私たちと新たな "一歩" を踏み出しましょう!

0コメント

  • 1000 / 1000