ミャンマー学生医療研修 2014年12月 〜加川菜月さん〜

12月ミャンマー学生国際医療研修感想文                                       加川葉月 まずは,この研修の機会を与えてくださり,さらに私たち学生が安全でスムーズに行えるように計画,実行してくださったジャパンハートやHEART’sのスタッフの方々に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。 今回ミャンマーのワチェ病院で見た事,感じた事,それに様々な方からお聞きした事は、今後の私の将来を決めていく選択をする上で非常に大きな役割を果たす事になるだろうと思っています。実は私は二年生の夏にカンボジアでの短期研修に参加させていただいているのですが,その時は、まだ基礎の勉強の途中で臨床に関する知識がほとんどなく,患者さんの状態や手術の様子を見ても,わからない事だらけで,全てが新鮮で、衝撃的でした。初めて行った東南アジアの異国の地で,スタッフ皆で共同生活を送ること,カンボジアの人々の目の澄んだ輝きを見たこと,物がそろっていない中での診療を見たこと,手術現場もそれまで日本でも実際には見たことがなかったので,様々なことがいちいち新しくて,常識が覆されるような思いでした。   それから二年経って,四年生となり,一通り臨床の勉強を終え、日本においても何度かは手術の現場や,臨床の現場を見る機会もありました。そして来年から病棟実習の始まる今,現実的に将来の進路を考える段階にさしかかっており,国際医療に携わる事を本気で考えてみよう,そのためにもう一度自分の目で実際に携わっている人たちや,その現場を見に行こう,という考えがありました。そのため,今回は国際医療に携わる日本人医師の目線に注目して学ぼう,という二年前よりも明確な1つ目の目標がありました。研修中は手術や問診を行う先生たちの姿を通して拝見させていただき、また先生たちのご厚意により,直接いろいろなお話を聞かせていただくこともできました。わたしは,なぜこの先生は,人生におけるこの時期にミャンマーにいらっしゃって、医療活動を行う決意をしたのだろう,一人一人,どういう思いで活動していらっしゃるのだろうということが知りたかったのです。先生たちは,医療に関する質問にはもちろん,そのような様々な質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださいました。 また,今回の研修での最大の目的である,吉岡先生とお会いしてお話することについては,毎日しっかり時間をとっていただき,じっくりいろいろなお話を伺うことができたので,本当に良かったです。吉岡先生は想像していたよりもすごくきさくでおもしろい方で,吉岡先生が一人でミャンマーの地に乗り込んで,現地において手探りで医療をはじめてから20年,当時は海外に出て医療をやろうなんていうなんて人はいなかった,と言う先生のその時の覚悟たるや想像を絶するものだったのだろうと思います。今はジャパンハートという組織を運営するだけでなく,先生は若い世代への教育者としての役割を担っていらっしゃるように感じました。先生の言葉には,実際に20年現地で活動をやってこられた行動に裏付けされた強い説得力があって,聞いていてすごく引き込まれました。空き時間に先生の著書も読ませていただいたりして,先生が今まで歩んできた国際医療に対する姿勢や,軌跡や,かける思いの片鱗を感じられたように思います。 ここでは全く書ききれないほど,まだ自分の中でも文字に起こせない部分もあるような気がするほど,4日間という短い期間で触れたものの密度は大きいように感じます。研修に行くまでは,実際に行けば自分の将来に対する決断の助けになるだろうと期待していたのですが,研修の終わった今考えてみれば,実際に見て聴いて感じた結果,さらに考えることがたくさんあって迷いが生じてきたというのが正直な今の私の本音です。でもこれは自分の中でまた新しい段階に来られたからくる結果だと思っています。本当に研修に参加してよかったです。ありがとうございました。 

国際協力学生団体 HEART's

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