ミャンマー学生国際医療研修 2013年8月30日~4日  ~平山優花さん~

 千葉大学薬学部薬学科4年 平山優花  

 今回の研修で特に感じたことは3つあります。 1つ目に、ミャンマーの人たちの温かさを感じました。様々な訪問先でも、ワチェの慈善病院でも、言葉がまともにわからない私に対して、積極的に話しかけてくれたり、笑顔を向けてくれたりと日本では感じることの少ない温かさを感じました。ワチェの慈善病院では子供に折り紙を教える機会や、ミャンマー語の発音を患者さんの家族の方に教えていただいた機会もありました。そこでも、積極的に私の方に寄ってきて楽しそうに見学をしていました。このような人と人との近さが大切であることを感じました。また、1人が診察に来る時でもその家族が診察室の前で心配そうに見つめている様子を見ていて、日本にはあまりない家族の絆の深さを感じました。 2つ目に、自分は多くの人に支えられて生きているということを強く感じました。日本では水道水が普通に飲めて、電気の供給が途絶えることもめったになく、信号や道路が整備されており、電車もいたるところに走っている等、安全で便利な生活が当たり前のようにありました。この国際医療研修で、日本における安全で便利な生活は、それを計画し、整備した人たちがいたからこそあるもので、決して当たり前ではないということを感じました。このことは今まで言葉ではわかっていましたが、実際にそれがない状況を知ることで身にしみて感じました。一つ一つの生活に感謝しながら、しっかりと生きていかなければならないと感じました。 3つ目に、自分にもできることがあるということを感じました。最初、同じ学生国際医療研修に参加するメンバーを紹介され、他のメンバーが全員、医学部であることを聞いたとき、まだ薬学部の4年生である自分にできることがあるのか少し不安になりました。ただ、実際に現場に行ってみると、最初の不安は、自分の自身のなさでしかないことを感じました。ワチェの慈善病院では、医療行為をすることだけがやるべきことであったわけではなくて、その治療で使うガーゼを準備したり、医療器具の滅菌をしたりと自分でもやることができることはたくさんありました。 今回の経験では多くのことを得ることができた反面、後悔もあります。まずは言葉の壁です。患者さんが何かを訴えていても理解することができず、それでも笑顔で謝ってくださったことがありました。もう1つは知識不足です。医学に対する知識がまだ少ないため、ミーティング等でも理解できないことが多くありました。この2つの後悔を少しでも無くし、もう少し役に立つことができる人間となって、もう一度、現場で学ぶ機会を作らせていただきたいと思います。 最後に、このような機会を設けていただいたJAPAN HEARTおよびMeTs-Japanの皆さん、さらに各関係者の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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