カンボジア国際医療研修 2月15日~17日 ~水谷哲也さん~

昭和大学医学部1年 水谷哲也 

 カンボジアでの二泊三日にわたる研修を終え、普段の日常の生活に戻り、自分は物質的に大変満たされているということを実感じました。整備された道路や電気ガス水道が当たり前のように使えること、本当に何もかのが満たされているのが、自分の今の日常であるのだと実感しました。ジャパンハートカンボジア事業では年2人を奨学生として採用しており、ジャパンハートのカンボジア事務局で共同生活をしています。現在三年目で六人の奨学生が暮らしながら、医学校と看護学校に通っています。彼等と話す機会があったのですが、彼等は医学部の授業が英語かフランス語のため語学の勉強からしなくてはならず、毎日必死に勉強しているといっていました。部屋も二人一部屋で小さい机で毎日遅くまで勉強しているとのことでした。 彼等にとってはそれが日常であり、同じ医学生の自分の豊かな暮らしは想像もつかないものであるでしょうが、自分にはとても刺激的でした。自分は日本語で勉強しさえすればよいし、医学を学ぼうと思えば、彼等より何倍もの情報や経験をより容易に積むことができるでしょう。これだけ優遇された環境にいる自分は彼等に負けないように日本でしっかりと医学の勉強をしなければならないのだと思わせてくれました。 また、移動診療では、村のヘルスセンターに赴き一緒に短期ボランティアに参加した医師と看護師の方とジャパンハートのスタッフ(看護師の方と現地通訳の方)と学生ボランティアとで診療活動を行いました。多くの村人たちが集まりました。この場で自分ができたことは身長体重を量ることとバイタル測定をすることくらいですが、二日間で140人近くの患者さんを相手にしました。ここで自分が強く感じたことは、患者は皆、医療を受けられることに対する安心感を感じているいうことです。日本では国民会保険制度があったりと身近に意識しないほど当たり前に医療を受けることができますが、カンボジアでは診療所、病院も数が少ないし高額であるためなかなか医療を受けることができません。そのため医療を受けられることの有難さ、医師に話を聞いてくれることへの安心感があるということをひしひしと感じました。自分も医師になるものとしてその職種につくことの責任とやりがいを痛感しました。 今回、このカンボジア学生研修に参加することができて本当によかったと思いました。日本では学べないかけがえのない経験を積むことができました。ですが、本当に大切なのは、これからの生活でいかにこの経験を活かしていくことができるかということであると思います。まずは学校での医学の勉強をしっかりやりたいと思いました。関わっていただいた全ての皆様には本当に感謝しております。まことにありがとうございました。

国際協力学生団体 HEART's

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