ミャンマー学生国際医療研修 2013年3月19日~24日 ~金淵昭一郎さん~

  東京医科大学医学部医学科5年  金淵昭一郎  

 私が3月19日~24日の期間でMeTs-Japanのミャンマースタディツアーに参加させて頂いて、自分の人生の中でとても貴重な経験になったことは主に4つある。  1つ目は、ミャンマーの病院・手術室という空間を体験できたことである。参加した時点で私は医学部4年でありまだ病院実習を経験していなかったため、日本の病院の内情などほとんど知らなかった。そんな私でも、ミャンマーの病院と日本の病院は違うという経験をいくつもさせて頂き、とても衝撃を受けた。 例えば、手術をする患者さんは遠路はるばる家族全員で病院に来て術前の入院をしていくのだが、その際家族の寝泊りのためのスペースがないため、患者さん用のベッドに家族4人で寄り添って寝るのである。日本の病院の入院事情から見たら考えられないと思う。また、日本の病院なら病院食は決められたものが毎食出されるが、ワチェ病院は無料病院で病院食は出せないため、入院中の食事は患者の家族が作るのである。このような医療事情自体には衝撃を受けた。また、家族の1人が病気になったら家族みんなで病院に来て泊まり込みでお世話をするという、たとえそれが病院の都合であっても家族を大切にするミャンマー人の暖かさを感じた。 2つ目は、短い滞在時間であったがミャンマー人の暖かさ・純粋さを知ったことである。日本にいると、外国人の学生が病院の廊下でもの珍しそうにこっちを見ていて目が合ったら思わず目をそらしてしまいがちだろう。しかし、ミャンマーの人達は目が合うとにっこりとほほ笑んでくれる。  そして、3つ目の貴重な体験は、手術野に入って手術のお手伝いをさせて頂いたり、吉岡先生の手術を見学させて頂いたことである。初めての手術野はとても緊張したが、日本人の先生やミャンマー人医師が疾患や手術について教えてくださり、とても勉強になった。そして吉岡先生の手術では、先生の気迫のようなものにただただ圧倒されたことを覚えている。  4つ目は、国境を超えた子供の純粋さである。ドリームトレインで子供たちと遊ばせて頂いたが、彼らはミャンマー語しか話せない。しかし、最初は物陰に隠れていた子供たちが日本から持ってきた遊び道具で一緒に遊ぶうちに、身振り手振りだけでコミュニケーションをとって仲良くなれるのである。日本人であろうとミャンマー人であろうと、子供はみな純粋で可愛く、無限の可能性とエネルギーを持っていることを肌で感じた。  このように、いくつもの貴重な体験をさせて頂きました、吉岡先生とミャンマースタディツアーのスタッフの皆様、ミャンマーでの旅行会社であるサントラベルのスタッフの方々、その他お世話になった方々にこの場をお借りして感謝し厚く御礼申し上げます。本当に有難うございました。

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