ミャンマー短期ボランティア 2012年10月29日~11月1日 大谷可菜子 さん

東北大学大学院医学系研究科 大谷可菜子

  国際協力・国際保健の現場を実際に見てみたい、というのが、今回私がジャパンハートのミャンマー短期ボランティアに参加した一番の理由でした。 私が滞在したのはたった数日間でしたが、朝から晩まで病院で活動し、食事やシャワーも短時間で、プライベートな時間が全くと言っていいほど無い生活は、想像以上に大変なものでした。そんな中働いている看護師さんたちは本当にすごい!と、ただただ感心してしまいました。それでも、患者さんからの「ありがとう」や、子供たちの笑顔をみると、きっとこれがあるから頑張れるのだな、と思い、実際私も患者さんたちと触れ合うことを通じて、国際保健をやっていきたいという気持ちを再確認できました。 国際協力には、様々な形があると思います。私が所属している研究室では、フィリピンやモンゴルと感染症対策分野での共同研究を行っています。実際に治療するわけではなく、現状を把握し、予防・対策をもって感染症で苦しんでいる人々を救おうという、公衆衛生的な観点からの国際協力です。それに対してジャパンハートのミャンマーでの活動は、今、目の前にいる人々に対して、必要とされている医療を行うといった、とてもシンプルで、直接その人のためになっているものでした。ジャパンハートの活動は、まさに国際協力の原点という感じを受けました。 大学院でやってきていることは、たくさんの人々の健康を守れるけれど、すぐに結果は出ないし、今感染症で苦しんでいる人の役には立てない。ジャパンハートのような現地での医療活動は、確実に患者さんたちを救っているけれど、次々にやってきて終わりが見えない。どちらにも長所・短所があって、それだけでなく、政治や文化、宗教、たくさんの問題が絡んでいるということも見えてきました。アプローチの方法は違っているけれど、目指すところはきっと一緒で、どちらも必要な支援なのだと思います。今回、今までと違った形の国際協力知り、体験できたことで、自分にはどんな方法が合っているかを改めて考える大きなきっかけになりました。 また、吉岡先生のお話にも、とても感銘を受けました。自分が思っていることや、悩み事をたくさん聞いていただきましたが、どうしてこんなに難しく考えていたのだろう?と思えるほど、先生の答えはどれも明確で、ポジティブで、勇気を与えてもらいました。 終わってみれば、あっという間に過ぎてしまったミャンマー短期ボランティアでしたが、本当に貴重で、有意義な時間を過ごすことができました。現地滞在中では消化しきれなかったこともたくさんあるので、将来、自分がどんな風に途上国や国際保健と関わっていきたいかも含め、これからじっくり考えていきたいと思います。 最後になりましたが、このような機会を与えてくださった吉岡先生、ジャパンハート/MeTs-Japanのスタッフの方々、一緒に研修した金谷先生、田中先生、白倉さん、そしてミャンマーで出会った全ての皆さんに感謝いたします。

国際協力学生団体 HEART's

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