ミャンマースタディーツアー9月11日〜16日 箱山昂汰さん

北海道大学医学部医学科1年 箱山昂汰 

 ミャンマースタディツアーは私に多くのものをくれました。帰国後数日たった今も胸がいっぱいです。マンダレーからヤンゴンに行く飛行機の中では、ワッチェの病院で感じた沢山のことで本当に胸がいっぱいで、いっぱい過ぎて胃を押してしまい、機内食が食べ辛くてしょうがない程でした。 私は国際医療に従事したいと思って、高校3年の時悩みに悩んで、この道を進むことを決めました。そのとき、自分はこうなりたいという医師像もできました。しかし、いつも同じ気持ちではいられません。将来の自分が高校生の時の自分と同じ気持ちでいてくれるか心配になります。ひとまず早く第一歩を踏み出したい、私の目指す場所がどのようなところか見てきたい、そう思ってこのツアーに参加しました。 人生初の海外は目に映るものすべてが新鮮でドキドキしました。そして、初海外がミャンマーで、かつこのツアーで良かったと心から思います。ミャンマーは敬虔な仏教徒の方が多く、そのためか困ったらわいわい集まってきて助けてくれます。治安も良いですし、海外旅行初心者の私にちょうど良い国だったなと思います。親切であったかくて人懐っこいミャンマーの人たちが大好きです。また、このツアーには全国から熱い志を持った医療系学生が集います。4人の素敵なメンバーに出会えて本当にしあわせでした。 医療施設をまわった中でもワッチェの病院での3日間が印象的です。血圧測定のお手伝いをさせてもらったり、手術をすぐ近くで見させてもらいました。この先5年間、大学で勉強していくモチベーションが上がったのはもちろん、すぐにでも使える医療者となってこの場所に立ちたいという思いでいっぱいになりました。そして、医療の現場を初めて見ることができた感動と同じかそれ以上に強く心に残っているのは、患者さんとの交流でした。ミャンマー語で「ミンガラーバ!(こんにちは)」と声をかければ、にっこり笑顔であいさつを返してくれます。指さし会話帳や折り紙、しゃぼん玉を用いてのつたないコミュニケーションしかできなかったのですが、やりとりの中の少しのことでも本当にうれしかったです。話が飛びますが、私はつい最近までロケットのエンジニアを志していました。しかし高3の夏になって、やはり医療者になる!と進路を変えたのは、自分は宇宙やロケットが好きであること以上に人が好きなんだ!と思ったからです。理由になっていないと、受験時、小論文の添削をしてくださった先生に言われましたが、他の人が何と言おうと、私の中では充分な理由です。そのように進路を変えてから1年、無事大学生になって、怒涛の日々が過ぎ、やはりいろんなことがあって私の中のそのロジックが疑わしく思えてしまう日もあったりしたのですが、ミャンマーに行ってあったかい人たちに出会って、いやいや間違ってなかった!と再確認できました。 吉岡先生に直接会ってお話を伺えたことも、このツアーに参加して得た大きい収穫の一つです。国際医療に従事する医師であり、かつ2児のパパである先生にすごくあこがれています。私は将来、素敵な家族が欲しいです。しかし、ぼんやりとですが両立するのは難しいことなのではと思っていました。そのような質問をした際、先生はばっさりと「私にできることは誰にでもできる!」とおっしゃいました。あまり説得力が無いような気がしつつも、なんとかなるはず!と思いました。先生は他にも、先生のなされている活動は「自分のためにやっているだけ!」とおっしゃっていました。人のためが自分のため。ぼんやりと思っていたことを先生の口から聞いて、あれ自分いい線いってるのではとすこし得意になりました。 そして、いろんな理想やかっこいいことを書いたり言ったところで、安っぽいなと私は思います。吉岡先生のように実現できないと安っぽいです。このツアーで得た推進力で、どんどん前に進み実現していきます。将来の自分がどう思って動いているかわかりませんが、大筋は変わらない自信がつきました。 最後に、このツアーを参加するにあたりお力添えをしてくださった多くの方々に心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました!!

国際協力学生団体 HEART's

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