HEART's と H.I.S共催スタディーツアーが9月1日〜9月6日に行われました。
今回は8名の学生さんが参加してくれました!
日本より同行したアテンド2名と、カンボジア長期インターンのスタッフ2名の合計12名でこのツアーを行いました。
【1日目】
午前9時、成田空港にて集合です。
あっという間に緊張もほぐれ、フライトまでに皆さん仲良くなって笑顔が飛び交っていました。
15時カンボジア、プノンペンに到着です。日本との時差は−2時間です。
この日はホテルへ行き、まずは夕食です。
その後ツアースケジュールの確認、オリエンテーション、クメール語講座などを行いこの日は終了です。
【2日目】
この日はカンボジアの歴史を学ぶために、キリングフィールド、トゥールスレーン博物館へ観光です。実際に目で見て肌で感じることによって、カンボジアであった歴史を実感しました。
教育や、医療が遅れている理由、外部からの支援が多い理由についても考えることができました。
その後カンボジアのイオンで買い物をして、JapanHeartの病院があるウドンという地域まで移動です。
毎日の振り返りの時間ではそれぞれの学びを共有しました。様々な視点で感じ考える意見に、スタッフも含め本当に勉強になりました。
【3日目】
この日は病院活動です。
午前中は非医療者、午後は医療者に付かせてもらい活動しました。
病院を支えている非医療者の仕事を一緒にすることで、医療とは医療者だけでは行うことができないことなども実感しました。
思うように言葉が通じない中でも、必死にコミュニケーションを取りそれぞれが真剣に向き合っている様子が印象的でした。
午後からは日本人医師、看護師、現地の薬剤師の方に付かせて頂きました。
自分たちがやれることを積極的にしてもらい、実際にカンボジアでの医療活動を見学することで日本との違いを大きく感じました。
夕食の際にはJapanHeartの病院で活躍されている日本人スタッフが来てくださり座談会を行いました。実際に現場で活動している方の話を聞いて今後の人生プランを改めて考えるきっかけになりました。
【4日目】
朝から、病院近くにあるウドン山に観光へ行きました。
その後は翌日の衛生イベントで使う物品を自分たちで考え、購入するためウドン市場へ行きました。広くて迷子になりそうな中、自分たちで交渉しながら歯ブラシなどを購入しました!
言葉が通じない中でも必死に工夫しながら必要なものを揃えました!
午後からは、明日の衛生イベントの準備です。
出発前より事前研修を行いながらこのイベントの企画をしてもらっていました。
2つのグループに分かれて歯磨きをテーマにし、それぞれのグループが伝えたいことや伝え方にも工夫をしながら準備をしていました。
【5日目】
最終日です。
この日は時間をかけて準備をしてきた衛生イベント当日です!
病院近くの英語学校で幼稚園くらいから高校生くらいの子ども150名程を対象にして行いました。
予想外のハプニングにも上手く乗り越えながら、1グループ目は歯磨きの大切さを劇にして伝えました。
2グループ目は実際に歯磨きのやり方を模型を使って説明しました。
その後は染め出し液を使い、磨き残しのチェックです。
子ども達からは歌をプレゼントしてもらいました。
そして、英語学校より感謝状なども頂き無事に衛生イベントを終える事ができました。
このツアーで伝えたかったこと。
それは国際協力についてをこのイベント、ツアー全体を通し改めて考えてもらうことでした。
一回では何も変えることができない、継続的な支援が必要なこと。
現地の文化や習慣を大切にしながら、足りないものを取り入れること。
しかし、それは一方的なものではなく現地の人との信頼関係があってこそできること。
やってあげているのではなく、こうして衛生イベントも英語学校の方にやらせてもらえる環境を作ってもらえたことにも感謝でいっぱいです。
こうして最終日のビッグイベントが終わり、プノンペンへ移動です。
最後まで暖かく見送ってくださったJapanHeartの病院スタッフの皆様も本当にありがとうございました。
22時の便で日本へ向けて帰国です。
無事に全員帰国し、貴重な6日間になりました。
6日間を共にした仲間との別れは寂しいところですが、それぞれがまた新たな未来に向かって歩き出しました。
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