ミャンマー学生国際医療研修 2013年3月19日~24日 ~菊地めぐみさん~和歌山県立医科大学 菊地めぐみ 研修から帰国してまだ数日しか経っていませんが、今でも研修のことを思い出すと胸が熱くなります。それは、医療格差の現実を目の当たりにした悲惨さからではなく、自分が将来ワチェ病院で働く医療スタッフのように医療者としてあのすばらしい現場で働くことができる可能性があるという感動の気持ちが収まらないからです。 私はもともと小さい頃から国際医療ボランティアに興味があり、今回研修に参加させていただいたのも実際に現場を見て、医療スタッフがどのようにして文化の異なる人たち理解しあって医療を提供しているか、厳しい環境の中で医療スタッフはどのような志で医療をおこなっているのかを学生のうちに経験し...2013.03.22 12:40研修
ミャンマー学生国際医療研修 2013年3月19日~25日 ~白木麻衣子さん~和歌山県立医科大学 2年 白木麻衣子 ワチェ慈善病院の見学で、手術の見学をさせていただきました。主に、陰嚢水腫や甲状腺の切除術が多くみられました。このミッション期間には、吉岡先生と日本の医師が2名、ミャンマーの医師が2名いました。日本から小児外科の先生が短期ボランティアで来ていて、研修で来ている小児内科の先生と組んで手術を行っていました。小児のヘルニアのみではなく、成人の甲状腺の手術なども行っているのがとても印象的でした。医療の需要があるため、自分の専門分野以外の手術もこなし、内科でも関係なく必要な医療を提供するという姿勢が見られました。 ワードでは、患者さんやその家族の方たちと話をしたり、ミャンマー語を教えてもらった...2013.03.22 12:39研修
ミャンマー学生国際医療研修 2013年3月19日~24日 ~石川和宏さん~ 東京医科大学5年生 石川和宏 私は一度大学を卒業後、社会人を経て、30歳の時に医学部に再入学しました。再入学したきっかけは、前の大学に通っていた際に、救急病院の事務当直のアルバイトをしたからです。働いていた病院の救急部門では、医師1人と看護師1人が、救急車と救急外来含めて一晩に20人近くの患者の治療をしていました。スタッフは非常に激務で疲弊していましたが、それでも医療スタッフが患者のために身をささげ、患者が元気になって帰る姿を見ることは、温和な大学生活を送っていた自分には、非常に刺激的で感銘を受けました。仕事を選ぶなら全身全霊で人のために身をささげることをしたいという気持ちがおこり、そのころから医学部再入学を考え...2013.03.22 12:38研修
ミャンマー学生国際医療研修 2013年3月19日~24日 ~金淵昭一郎さん~ 東京医科大学医学部医学科5年 金淵昭一郎 私が3月19日~24日の期間でMeTs-Japanのミャンマースタディツアーに参加させて頂いて、自分の人生の中でとても貴重な経験になったことは主に4つある。 1つ目は、ミャンマーの病院・手術室という空間を体験できたことである。参加した時点で私は医学部4年でありまだ病院実習を経験していなかったため、日本の病院の内情などほとんど知らなかった。そんな私でも、ミャンマーの病院と日本の病院は違うという経験をいくつもさせて頂き、とても衝撃を受けた。 例えば、手術をする患者さんは遠路はるばる家族全員で病院に来て術前の入院をしていくのだが、その際家族の寝泊りのためのスペースがないため、患者さん用...2013.03.22 12:37研修